2011年6月10日金曜日

沖縄・国頭村の地区住民、普天間誘致交渉に賛成

沖縄・国頭村の地区住民、普天間誘致交渉に賛成

 米軍普天間飛行場の移設問題を巡り、沖縄本島最北部の国頭村(くにがみそん)安波(あは)地区(85世帯、約170人)の区民総会が10日、同地区公民館で開かれ、普天間飛行場の誘致を前提に、国と交渉を始めることを賛成多数で決めた。


 基地受け入れに伴う振興策で、過疎化が進む村の活性化を図るのが狙い。同村の宮城馨村長は誘致に強く反対しており、実現の見通しは不透明だ。

 誘致計画は、集落南側の海岸沿いにある農地約260ヘクタールに2500メートル級の滑走路を持つ空港を建設。自衛隊と民間との共用とし、米海兵隊のグアム移転が完了するまでの間、一時的に普天間飛行場の機能を受け入れる一方、振興策として安波地区への高速道路延伸などを求めている。

(2011年6月10日21時14分 読売新聞)

2011年5月16日月曜日

国頭・安波、普天間受け入れ案

過疎化に危機感 国頭・安波普天間受け入れ案
2011年5月15日 12時34分

国頭村安波区(渋井登志代区長)の評議委員らが、高速道路の整備など地域振興策を条件に、米軍普天間飛行場の代替施設を受け入れる可能性があることを、政府に伝えていたことが明らかになった。背景には、普天間問題の打開策を示すことで国から振興策を引き出し、深刻化する人口減少や遊休農地の解消につなげたいとの思いがある。区は24日にも区民総会を開き、意見を集約したい考えだ。ただ、宮城馨村長は移設に反対を表明。県側も知事が「県外移設」の主張を崩しておらず、否定的な見方を示しており、先行きは不透明だ。(北部支社・長浜真吾、福元大輔、浦崎直己)

 安波区の要請は2項目。安波空港の建設と沖縄自動車道の延伸だ。区内の遊休化した農地100ヘクタールを利用して空港を建設するとともに、沖縄自動車道を宜野座インターから東海岸沿いに伸ばし、東村、国頭村安波や安田区を通り、辺土名までの整備を求めた。

 安波区は国頭村の東海岸に位置する85世帯、172人(4月末現在)の集落。人口は40年前の3割程度まで落ち込み、過疎化に歯止めがかからない。

 こうした状況に危機感を抱いた同区は、昨年9月に有志が地域振興に関する勉強会をスタート。道路網拡充などを国に求める必要性を確認する一方、条件として、那覇空港から航空自衛隊基地を受け入れる案が浮上、普天間基地の移設受け入れも条件に加えた。

 要望書は、評議員ら16人の署名と捺印を添えて作成。同区の代表ら4人が4月28日に上京し、内閣官房や外務、防衛の各省幹部に手渡し、一定の感触を得られたという。

 評議員の一人は「働く場や人口を増やして、区を活性化したい。地代などが見込めれば反対する区民はいないだろう」と、区民総会でも同意が得られるとの見通しを示す。

 要望書の作成に関わった関係者は、「空港の建設予定地は私有地や字有地で、同意は取り付けやすい。埋め立ての知事認可も必要なく、計画は進めやすい」と話す。

 要望が国民新党の下地幹郎幹事長を通して、米上院軍事委員会のレビン委員長らにも伝わったとし「米側が興味を示せば日本政府も変わる」との見方を示す。

 しかし、村や県は不快感を示している。宮城村長は「県知事を中心として全県あげて普天間基地の県外移設に取り組んでいる。こういった話が出ること自体が理解できない」と批判。県幹部は「問題外だ。知事も全く相手にしていない」と一蹴した。

下地氏「滑走路は最大3000メートル」 大半が遊休農地

 国民新党の下地幹郎幹事長は14日、那覇市内のホテルで時局講演会を開き、米軍普天間飛行場の移設をめぐり、国頭村安波区の住民の一部から代替施設の受け入れを提案されていたと明らかにした。下地氏は候補地について「米軍北部訓練場の返還後に土地改良区域として整備されたが、約70%が遊休農地となっている」と基地外の民有地であることを説明。講演会終了後、記者団に「2500~3000メートルの滑走路が建設可能と聞いている」と述べた。

 下地氏によると、候補地の約90%は私有地か字有地。「地主の了解を得て国が契約できる。周囲に民家は4軒しかなく、滑走路を造っても(飛行ルートの)下に住居はない」と説明した。

 24日に開かれる安波区の区民総会の結果を注視し、「区民の意思を尊重する。ノーならだめだ」と地元の意向に従うとした。

 下地氏は講演で、嘉手納統合案を提言した米上院軍事委員会のレビン委員長と大型連休中に会談した際、(1)嘉手納統合案(2)キャンプ・シュワブ陸上案(3)安波案―の県内移設3案を説明したことを明らかにした。

 「普天間の問題は終わらせないといけない。そのまま残ることがあってはならない」と固定化を避けるために新たな解決法を模索する必要性を強調した。

 一方で「今すぐ県外・国外と言うのは日米同盟、アジアの状況から難しく、15年の使用期限をつけて移すべきだ」と3案提案の理由を述べた。

2011年5月6日金曜日

ウィキリークス情報に基づいた各社の報道

普天間 「V字案」決着困難か 来月首相訪米で環境整備も
毎日新聞 5月5日(木)12時35分配信

 菅直人首相の6月下旬の訪米に向け政府が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の地ならしを急いでいる。4月末の松本剛明外相の訪米に続き、名護市辺野古に造る代替施設を「V字形」とする案への理解を求めるため、北沢俊美防衛相が7日に沖縄を訪問。首相訪米前の外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)での決着に向けた環境整備を図る。しかし、県外移設を求める沖縄県の反対は確実。米議会も、普天間移設とパッケージとなる在沖縄米海兵隊のグアム移転費の削減要求を強めており、打開のめどは立っていない。【坂口裕彦、犬飼直幸】

【写真で見る】米軍普天間飛行場とキャンプ・シュワブ沿岸部

 ◇グアム移転暗雲

 「普天間が進まないのは、すべての利益に反する。プロセスを加速できるなら、聞かせてほしい」。米上院軍事委員会のレビン委員長は先月28日、防衛省で会談した北沢防衛相に迫った。普天間移設のめどが立たない限り、グアム移転関連の予算はつけられない、との警告だった。

 海兵隊8000人と家族9000人とされるグアム移転費用について、日米両政府は06年、総額102億7000万ドル(約8320億円)とすることで合意。日本側は融資を含め60億9000万ドルを負担する。しかし、ウィラード米太平洋軍司令官は4月12日の上院軍事委の公聴会で、「移転費が日米合意の金額に収まる可能性は高くない」と証言。理由として、地元のインフラ整備と普天間移設の遅れを挙げた。防衛省幹部は「米議会からの突き上げで、米政府も日本に強い態度で臨むようになった」と指摘する。

 ◇振興予算で説得

 米側の姿勢が硬化する中、日本政府は、早期決着には、米側の求めるV字形を採用する必要があると判断。松本外相が29日の訪米で、米側に日本側の考えを伝えた。

 北沢防衛相も今回の沖縄訪問で、仲井真弘多県知事らに東日本大震災で大規模な復旧、復興予算を計上しても、沖縄振興予算を削ることはないことを説明し、移設に理解を求める。さらに政府は、今年度で期限が切れる沖縄振興特措法に代わる新法での優遇も視野に入れる。

 ◇努力見せるしか

 鳩山政権での迷走を経て、普天間問題は、移設先だけでなく、滑走路の形状まで自公政権時代に回帰する結果になった。しかし、仲井真知事は「元に戻っても、そうですかと進むわけがない」としており、名護市への移設容認に回帰する兆しはまったくない。グアム移転費の水増し疑惑が4日、内部告発サイト「ウィキリークス」の公表した米公電で判明したことも県民感情の悪化につながる可能性がある。

 外務省幹部は「沖縄や米国に対し、努力している姿を見せるしか今はできない」と語る。



ウィキリークス入手の公電要旨

 【在沖縄米海兵隊のグアム移転に関する公電】=2008年12月

 一、06年4月の日米交渉で、グアムの軍用道路建設費10億ドルが再編費用に盛り込まれた。

 一、費用全体を膨らませることにより、日本の負担比率を(見掛け上)減らすことができる。米国はこの道路を移転に当たって絶対的に必要なものとは考えていない。

 一、移転対象の海兵隊員と家族をそれぞれ8千人と9千人とした数字は日本向けに意図的に最大化したものだ。

 【災害対策などに関するシーファー駐日米大使の公電】=2008年3月18日付

 一、縦割り主義でリスクを避けたがる日本官僚組織が「備えが不十分な際の危機に対する脆弱(ぜいじゃく)性」を高めている。

 一、日本をまひさせる災害が発生すれば、世界経済に影響を与える。

 一、重要な社会基盤の防御や、災害が発生した場合の悪影響を最小限に抑える方法を日米2国間で協議することは有益かもしれない。

 【北朝鮮問題などに関するキャンベル・斎木会談】=09年9月21日付

 一、キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長と会談した。

 一、斎木氏は、北朝鮮が日本人拉致被害者の一部を殺害したが、一部は生存していると考えていると述べた。横田めぐみさんは比較的若いことから、その安否が最大の問題であり、人々は横田さんのケースに最も心を寄せているとも述べた。

 【政権交代などに関するキャンベル・山岡会談】=同日付

 一、民主党の山岡賢次国対委員長はキャンベル次官補と会談した。

 一、日米密約に関しては透明性を重視する。鳩山首相や岡田外相は政治的な理由から非核三原則の法制化を望むかもしれないが、山岡氏と小沢一郎幹事長は核持ち込みが必要な場合もあると国民を説得することが重要と考える。

 一、小沢氏は中国で胡錦濤国家主席らに歓待されたが、米政府は同様の対応を取らなかった。

 一、小沢氏は民主党最大の実力者であり、次期参院選で勝利すればさらに影響力を強める。鳩山氏の次の首相となる可能性は高い。

 【在沖縄米軍基地問題に関するキャンベル・長島会談】=10月15日付

 一、キャンベル次官補らと長島昭久防衛政務官らが会談。

 一、長島氏によると、北沢俊美防衛相は現実主義者で現行の移設計画を支持している。

 一、キャンベル氏は、鳩山首相が北京で「米国に依存し過ぎていた」と述べたことを受け、日米関係に危機をもたらすと警告した上で、米国政府が日本より中国に関心を向けたいと公言したら、日本はどう反応するか想像してほしいと発言。

 一、(長島政務官らが席を立った後)高見沢将林防衛政策局長は、長島氏の現行計画に関する発言を額面通り受け取るべきではないと指摘。省内ではもっと強硬だと述べ、米側は再編計画見直しへの柔軟性を見せるべきではないと発言。

 一、防衛省側が在沖縄海兵隊のグアム完全移転や、沖縄県内の他の施設との補完により抑止力は維持可能ではないかとの仮説を提示すると、キャンベル氏は劇的に向上している中国の軍事力を指摘し、有事の際は嘉手納基地と那覇空港以外にもう一つの施設が沖縄に必要だと述べた。

 【同問題に関するズムワルト・山岡会談】=12月9日付

 一、ズムワルト駐日米首席公使が山岡氏と会談。

 一、山岡氏によると、沖縄県の仲井真弘多知事は普天間移設は現行計画をやり通さなければならず、それが政治的に生き残るための唯一の道だと分かっている。

 一、沖縄の人の意思を尊重していては何も起こらないだろう。沖縄県知事選前に政府が決定すれば、沖縄の政治問題は大したことはない。

 【日米関係などに関するルース・前原会談】=10日付

 一、ルース駐日米大使は前原誠司国土交通相に「鳩山氏がオバマ大統領に『信頼して』と言いながら最後までやり通さないとの問題もある」と指摘。

 一、前原氏は日米同盟関係悪化について「喜ぶ国は2カ国だけだ。中国と北朝鮮だ」と発言。

 【基地問題などに関するズムワルト・松野会談】=10年1月26日付

 一、ズムワルト氏が松野頼久官房副長官と会談。

 一、松野氏は、鳩山首相と日米作業グループは、普天間飛行場を沖縄県外に移設する案を「形式的」に検討しなければならないが、唯一の現実的な選択肢は普天間をキャンプ・シュワブか、その他の既存施設に移転させることだと述べた。

 一、松野氏によると、日本の安全保障政策は地方自治体によって決定されることはなく、(移設反対派が当選した)名護市長選の結果は鳩山首相の最終決断において重大な要素にならない。

 一、松野氏は、キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画は「死んだ」と強調。工事現場の周辺で抗議行動が起きる可能性が強いとした。

 一、松野氏は、名護市長に当選した稲嶺進氏が普天間移設の現行計画への反対を表明したとしても、同氏は修正案を受け入れるかもしれないとの見方を示した。

 【日米安全保障高級事務レベル協議】=10年2月4日付

 一、キャンベル次官補と外務省の梅本和義北米局長らが日米安全保障高級事務レベル協議を開催した。

 一、キャンベル氏は「北朝鮮情勢、増大する中国の軍事力などに直面し、日米同盟は史上最も重大な試練を迎えた。だが、この現実は見過ごされがちだ」と指摘。

 一、米国はグアム周辺とアジアでの自衛隊のプレゼンスと活動の強化を要請した。(肩書は当時)



鳩山前首相“米と約束”否定

月6日 4時5分
民主党の鳩山前総理大臣は、北京で記者団に対し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題を巡り、おととし、クリントン国務長官に、新たな移設先が見つからなければ、名護市に建設する従来の案に戻すことを約束したとするアメリカ政府の内部文書が明らかになったことについて、「そのような発言はしていない」と否定しました。
政府の内部文書などをインターネット上に掲載している「ウィキリークス」は、東京のアメリカ大使館が本国に送った公電だとして、おととし12月、当時の薮中外務次官がルース駐日大使に対して、「鳩山総理大臣は、クリントン国務長官と数日前に会談した際、普天間基地の新たな移設先が見つからなければ、名護市辺野古に建設する従来の案に戻すことを約束した」と述べたとする文書を公表しました。これについて、鳩山氏は、訪問先の北京で記者団に対し「少なくとも私はクリントン長官にそのような発言は全くしていない。薮中次官がそのような発言をしたかどうかは知らないが、もし発言したとしたら、間違った発言だ」と述べ、否定しました。そのうえで、鳩山氏は「沖縄の皆さんの思いを考えれば、とても辺野古にはできないと考えていたので、最低でも県外への移設を求めて努力してきた。それが実らなかったことは不徳の致すところだ」と述べました。



登場人物
菅直人
カール・レビン
ジム・ウェッブ
ヒラリー・クリントン
鳩山由紀夫
ジョン・トーマス・シーファー
小沢一郎
カート・キャンベル
斎木昭隆
山岡賢次
胡錦濤
長島昭久
北沢俊美
高見沢将林
ジェームス・P・ズムワルト
ジョン・ルース
松野頼久
稲嶺進
梅本和義

2011年4月14日木曜日

海兵隊「よく頑張った」=沖縄米軍トップに仲井真知事-震災救援

海兵隊「よく頑張った」=沖縄米軍トップに仲井真知事-震災救援

 仲井真弘多沖縄県知事は13日、県庁で在沖縄米軍トップの4軍調整官、ケネス・グラック中将の表敬訪問を受けた。仲井真知事は、在沖縄海兵隊の東日本大震災被災地での救援活動に触れ「よく頑張ったと思っている」と表明し、グラック中将は「隣人を支援することが重要だ」と応じた。
 また、仲井真知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)など県内の米軍基地について「騒音の問題など沖縄の米軍の課題で意見交換したい」と要請。グラック中将は「日米は強力な同盟関係にある。将来に向けて絆を強めたい」と答えた。
 グラック中将は今年1月に就任し、仲井真知事と会うのは初めて。(2011/04/13-16:52)

沖縄「ゆすりの名人」発言は歪曲…メア氏が釈明

沖縄「ゆすりの名人」発言は歪曲…メア氏が釈明

 【ワシントン=小川聡】沖縄県民を誹謗(ひぼう)する発言をしたとして米国務省日本部長を更迭されたケビン・メア氏(56)は読売新聞と会見し、「沖縄の人たちに対する差別的な発言は一切話していない」と述べ、一部の日本メディアが報じた発言を否定した。


 メア氏は国務省を6日付で依願退職。在職中は、事実関係を説明することを同省に「禁じられた」という。「報道によって沖縄の人々や日本国民の感情を傷つけ、非常に遺憾だ。報道は事実ではない」と述べ、沖縄の米軍基地問題への影響が大きいことから、退職を機に会見に応じることにしたと述べた。

 メア氏は、報道のもとになった発言録について、「私の非公式講義の後、学生たちは反基地団体の関係するツアーで沖縄を訪れた。発言録は、2か月半後に出席者の記憶をもとに作られた。歪曲(わいきょく)されている」と指摘。問題となった「沖縄の人々は東京に対するゆすりの名人だ」との発言については、かつて日本で慣例となっていた大規模小売店の出店の事例に例えたものだと説明した。実際には「日本の合意形成の手法として、大規模小売店は商店街組合に売上金の一部を渡していたが、『他の国では脅迫ととられるのではないか』と話した。この関連で、沖縄について『政治家が日本政府とうまく交渉し、補助金をたくさんもらっている』と説明した」と釈明した。

(2011年4月14日08時04分 読売新聞)

2011年3月9日水曜日

沖縄米軍基地関係の就職状況

http://ow.ly/2S1kX 沖縄就職関連情報「約8割は小売やサービス業従事者」「2008年の沖縄県内基地従業員数は約9000人。約1300の職種に日本人が従事。(略)面接を受けられる人は10人に1人程度。全応募者の採用倍率は約25~30倍」 #futenma

http://ow.ly/2S45a http://ow.ly/2S45P 国際ビジネスっていうけど、基地への就職の為の専門学校。就職倍率が約25~30倍で、専門学校まであるって、人気の就職先よね #futenma #okinawa

沖縄県で、地元や自治体が積極的に提供した軍用地

平成11年第6回沖縄県議会(定例会)第6号10月14日小渡亨の発言「名護市にあるキャンプ・シュワブ、あれはかつての久志村が誘致したものであります。それからキャンプ・コートニーの一部、これも具志川市が誘致したものであります」 #futenma

平成19年第1回沖縄県議会(定例会)第9号3月1日花城順孝知事公室長の発言「『辺野古誌』では昭和31年にキャンプ・シュワブの建設のため、久志村辺野古一帯を新規に接収した際、同意した事例として、新規接収628エーカー、約254ヘクタール」 #futenma

平成19年第1回沖縄県議会(定例会)第9号3月1日花城順孝知事公室長の発言「『金武町と基地』という資料では、昭和32年に金武村において新規接収800ヘクタール余を受け入れた」 #futenma

平成19年第1回沖縄県議会(定例会)第9号3月1日花城順孝知事公室長の発言「みずから再提供した返還軍用地。キャンプ・コートニー、昭和58年10月31日に29.5haが返還、沖縄自動車道の延伸に伴い米軍住宅の代替地として同年11月1日に23.8haが追加提供」 #futenma

平成19年 第1回沖縄県議会(定例会)第9号3月1日花城順孝知事公室長の発言「みずから再提供した返還軍用地。キャンプ・コートニー、昭和46年6月30日に部分返還された土地が地主会の再使用の陳情により、昭和50年5月1日に海上自衛隊に約17.1haを賃貸」 #futenma

2011年3月8日火曜日

琉球新報が削除した記事/「聞いた話と違う」 米学生、募る疑問 メア氏発言(2011年3月8日)

「聞いた話と違う」 米学生、募る疑問 メア氏発言

 2010年12月3日、米国務省。日米関係や沖縄の基地問題を学ぶため同省を訪問した首都ワシントンのアメリカン大学の14人の学生たちを前に、ケビン・メア日本部長は終始リラックスした表情で話し続けた。しかし、穏やかな口調とは裏腹に出た言葉は、沖縄県民を「ゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーの栽培も他県が多い」と断ずる差別的発言だった。違和感を抱いたまま学生たちは来県。そこで基地に苦しむ沖縄の現実に直面し、メア氏の発言との大きな乖離(かいり)に気付くことになる。
 「沖縄の人々を見下していた。このような人が外交官であるなんて悲しい」。講義を聞いた学生の1人はこう振り返った。
 事前に勉強会を重ねた学生たちは、質疑応答で「なぜ普天間が必要なのか」「辺野古移設による影響は」と投げ掛けた。
 メア氏は、それまでの穏やかな表情から一転、いら立った様子で「辺野古が最善だ」の一点張りだった。学生の中には基地賛成派もいたが、多くの学生が県民を侮蔑する彼の発言に落胆した。
 「沖縄の人たちは本当にレイジー(怠惰)なのか」。メア氏の発言に疑問を抱いたまま12月18日、来県した。
 最初に訪問したのは沖縄戦の激戦地・糸満市。轟の壕では、暗闇の中で戦争が終わるのを待ち、飢えに苦しみながら息絶えた住民の体験に思いをはせた。1時間の滞在でも怖かった。多くの学生が涙を流した。体験者の証言も心に重く響いた。
 広大な普天間飛行場は民間地に近く危険だと感じた。移設先とされる名護市で面談した稲嶺進市長は「陸にも海にも造らせない」と語っていた。
 「沖縄はまだ軍と戦争に囲まれている。米国は沖縄の人々を傷つけている」。メア氏の発言と現実の沖縄の姿は懸け離れていた。
 米軍ヘリパッド建設が進められている東村高江では、建設に抵抗する住民に「なぜ座り込みまでして反対するのか」と質問した。「米軍ヘリの騒音や墜落の可能性がある状況を残したくない」との答えだった。「わずかな人数で大きな米軍と闘っている」と勇敢さに驚いた。
 なぜ沖縄の人が憲法9条を大事にしているのか、来日前に疑問に思っていた学生も、基地被害の現状を見て考えが変わった。
 「聞いた話とは全然違う」。メア氏は日本の人々に差別感を持っているのではないか。そのような思考の持ち主から話を聞けば、米国の多くの政治家も沖縄の人を見下してしまうのではないか。沖縄での研修を通して芽生えた危機感と同時にメア氏の考えに疑問を持つ米国人がいることを、日本や沖縄の人にも知ってほしいという思いを強くした。
 「日米の友好関係はとても重要だ。でもメア氏の考えや普天間問題がその関係を傷つけている」
(与那嶺路代、慶田城七瀬)

2011年2月19日土曜日

2月19日鳩山前首相「方便」発言検証

経緯の整理

2月13日に琉球新報などの鳩山首相へのインタビュー
「海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う」
「海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる」

2/14放言止まらず…鳩山前首相「方便」発言が波紋(読売)
鳩山氏は首相在任中の昨年5月に沖縄を訪問した際に、「学べば学ぶにつけて、海兵隊のみならず、沖縄に存在する米軍全体の中で抑止力が維持できるとの思いに至った」と記者団に語った経緯がある。これに関連し、沖縄の地元紙などは13日付で、鳩山氏がインタビューで「『抑止力』は方便だった、と説明した」とする記事を掲載。鳩山氏は14日、東京都内で記者団に「(自ら)『方便だ』と言ったわけじゃない」と釈明した。

与野党から一斉に反発
普天間:鳩山前首相の「方便」発言 北沢防衛相が不快感(毎日2/15)
社民・福島氏「方便で私はクビに」 鳩山氏を批判(日経2/15)

2/19琉球新報で検証記事。
以下、検証記事とインタビュー記事の比較。
2回に分けたインタビューを切り貼りして一問一答形式に仕立てた様子。
分かってはいた事ですけど、新聞記事も読むのに注意が必要。

【初回=1月31日】
 ―「学べば学ぶほど抑止力」を辺野古移設の理由とした。「抑止力」は意外感もあり(県民には)裏切られた感もあった。
 「そうだろうと思う。自分も国外、県外と模索したが結果として議論が成就できないという判断になり辺野古しか残らなくなった。徳之島も駄目だ、辺野古だとなった時に理屈付けしなければならない。その中で抑止力という言葉を使った」
 「非常に幅広い米軍の存在がワンパッケージで、海兵隊も海軍も空軍もあり、一体となって沖縄を中心に、横須賀もあるが、全体の構成の中で抑止力だと。近隣の国々も日本に対して、簡単に攻撃できないというような抑止力を働かせているのではないかと広い意味での抑止力という言葉は使えると思った」
 「海兵隊も地上部隊とヘリ部隊が切り離せないとの話になり、全体としての米軍の存在が意味があるんだということでの抑止力の言葉を私としては使った。それはまさに徳之島も駄目と。最後に辺野古に戻ってしまっていく中でのある意味で、どうそれを理論的に正当化できるかという中で使った言葉だ」
 ―後付けか。
 「そう。あなた方からすれば何でいまさら抑止力なのかと思われたと思う。辺野古に戻らざるを得ない苦しい中での結論を求めなければならない中で、どう理解してもらえるか考えあぐねた中で抑止力という言葉を使った」

▼▽▼以下、2/13のインタビュー記事該当箇所▼▽▼
―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。私もそうだと理解する。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」
▲△▲ここまで、2/13のインタビュー記事該当箇所▲△▲

【2回目=2月8日】
 ―本音ベースで見つからなかったというのではなく、「抑止力」という方便が必要だったのか。
 「それは方便と言われたら申し訳ないが。確かに海兵隊自身の役割からすると、一朝有事の時に危険な場所から米国人を救出するなどの役割で、存在が戦争の抑止、攻撃の抑止というわけではない。ただ全体として米軍の配置を見て、四軍がそろっていることが必要。一つ欠けると米軍自身も十分な機能を果たせず、全てが連関している中での抑止力という話になる」
 「よくよく海兵隊自身の抑止力はどうかとなると、それは抑止力ではないだろうと皆さん思われる。私もそうだと理解する。が、トータルの米軍が仕事がしやすいような状況をつくる中での海兵隊の役割がある。海兵隊がいるからほかの米軍全体が機能する。全体は日本に対する抑止力になっている、という意味で抑止力と言えなくもない。それを方便だと言われれば方便だが」

2011年2月18日金曜日

2月13日鳩山由紀夫一問一答(共同通信と琉球新報で比較)

http://ow.ly/3WDgY 鳩山由紀夫前首相のインタビューの一問一答は次の通り。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:2009年衆院選の際に移設先は「最低でも県外」と発言した際の見通しは。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『民主党は沖縄ビジョンの中で、過重な基地負担を強いられている沖縄の現実を考えた時に、県民の苦しみを軽減するために党として『最低でも県外』と決めてきた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『鳩山個人の考えで勝手に発言したというより党代表として党の基本的考えを大いなる期待感を持って申し上げた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『見通しがあって発言したというより、しなければならないという使命感の中で申し上げた。しっかりと詰めがあったわけではない』 #futenma

▼▽▼琉球新報版より補足 http://ow.ly/3YJIo ▼▽▼

問:首相就任後もなぜ「県外」が党内、閣内で浸透しなかったのか。 #futenma

http://ow.ly/3YJIo 『政権を取った後の難しさで、簡単じゃないとの思いから腰が引けた発想になった人も多かった。』 #futenma

http://ow.ly/3YJIo 『閣僚は今までの防衛、外務の発想があり、もともとの積み重ねの中で、国外は言うまでもなく県外も無理だという思いが政府内にまん延していたし、今でもしている。』 #futenma

http://ow.ly/3YJIo 『その発想に閣僚の考えが閉じ込められ、県外の主張は私を含め数人にとどまってしまった』 #futenma

▲△▲琉球新報版ここまで▲△▲

http://ow.ly/3WDgY 問:当初、大きな問題になると考えていたのか。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『最終的に首相を辞する大きなテーマになるとは予測してなかった』 #futenma

▼▽▼琉球新報版より補足 http://ow.ly/3YJIo ▼▽▼

http://ow.ly/3YJIo 問:常時駐留なき安保はなぜ封印したのか。 #futenma

http://ow.ly/3YJIo 『信念としては今も生きている。封印したのは、旧民主党では十分主張していたが、今の政権を取った民主党内では残念ながら市民権を得ていなかった。』 #futenma

http://ow.ly/3YJIo 『普天間移設の問題でも、常時駐留なき安保という文言は使わなくてもその方向に導いていきたかったので、『国外、最低でも県外』と何度も言った』 #futenma

▲△▲琉球新報版ここまで▲△▲

http://ow.ly/3WDgY 問:閣僚の発言はバラバラだった。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『岡田(克也)君は外相当時、マニフェスト(政権公約)に『県外』とまで書かなかったと話したが、民主党が圧倒的な国民の支持を得て政権を中心的につくらせてもらったのだから、党のビジョンはしっかり打ち出すべきだと思った』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『一致して行動していただきたいという思いはあった』 #futenma

▼▽▼琉球新報版より補足 http://ow.ly/3YJIo ▼▽▼

http://ow.ly/3YJIo 問:常時駐留なき安保を実現させる布陣を目指さなかったのか。なぜ北沢俊美氏を防衛相に選んだのか。 #futenma

http://ow.ly/3YJIo 「北沢氏は外務防衛委員長をしていて防衛関係に安定した発想を持っているということだった。テーマを決めてそのための大臣だという前に、リストを決めてその中で一番ふさわしい人という形で当てはめていった」 #futenma

▲△▲琉球新報版ここまで▲△▲

http://ow.ly/3WDgY 『北沢俊美防衛相は、政権交代後、どこまで防衛省の考え方を超えられるか、新しい発想を主張していくかということが本当はもっと勝負だった気がする』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:外務、防衛両省に新しい発想を受け入れない土壌があったのでは。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『本当に強くあった。私のようなアイデアは一笑に付されていたところはあるのではないか』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『本当は私と一緒に移設問題を考えるべき防衛省、外務省が、実は米国との間のベース(県内移設)を大事にしたかった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『官邸に両省の幹部2人ずつを呼んで、このメンバーで戦って行くから情報の機密性を大事にしようと言った翌日に、そのことが新聞記事になった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『極めて切ない思いになった。誰を信じて議論を進めればいいんだと』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『自民党(政権)時代に相当苦労して(県内移設という)一つの答えを出して、これ以上はないという思いがあり、徐々にそういう方向に持っていこうという意思が働いていたのではないか』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『彼らが米国と交渉すると、信頼するしかない。これ以外ない、これ以上は無理だとなった時に、その先を進めることはなかなかできなかった。自分自身の力量が問われた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『防衛省も外務省も沖縄の米軍基地に対する存在の当然視があり、数十年の彼らの発想の中で、かなり凝り固まっている。動かそうとしたが、元に舞い戻ってしまう』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:味方はいたのか。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『平野博文官房長官(当時)は(望みをかけた)徳之島をいろいろと模索してくれた。少なくとも1人はいた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:密使を使う考えはあったのか。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『やりたい発想はあり、やってくれそうな方もいて検討はしたが、非常に難しかった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:県内移設理由として在沖縄米海兵隊の抑止力は唐突感があった。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:日米首脳会談での発言が物議を醸した。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『沖縄県民に理解されながら、米国にも合意してもらえる案が必ず作れるという気持ちは持っており、私という人間を信じてくれという意味で『トラスト・ミー』という言葉を使った』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『昨年7月にオバマ米大統領から手書きのレターが来て『あなたは自分の言葉に忠実だった』と書かれていた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『日米関係が大変毀損(きそん)したと(メディアに)書かれたが、少なくとも7月の段階ではそうではない』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『残念ながら沖縄の皆さんに理解してもらえる案にはなっておらず申し訳なく思っている。政府と沖縄との信頼関係が大きく毀損したのは事実で本当に申し訳ない。大変残念だ』 #futenma

▼▽▼琉球新報版より補足 http://ow.ly/3YJIo ▼▽▼

http://ow.ly/3YJIo 問:09年末までに一度、県内移設を決断したのではないか。 #futenma

▲△▲琉球新報版ここまで▲△▲

http://ow.ly/3WDgY 『トラスト・ミーという言葉まで使い、県外移設のめどが立たない現実があった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『一方で(09年12月段階で)最終的に昨年5月28日に発表したもの(沖縄の負担軽減策)と同じようなものが既に取れていた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『ここを前面に出し、沖縄の理解をいただき辺野古は仕方がないと感じた瞬間はなかったと言えばうそだ』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『しかし仲井真弘多沖縄県知事の意向などもうかがいながら、沖縄県民に対する裏切りで政治的に持たないと判断し決着時期を延期した』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:決着時期を昨年5月とした理由は。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『米国として(09)年内の決着を期待しているものを1年は延ばせない、せいぜい半年という思いがあった。3月までは予算で動けない。社民党の党内事情もあった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『普天間を争点にしたら7月の参院選を戦えない。ゴールデンウイークに米国に行き、(オバマ氏と)直接交渉しようと思っていたが、(政府案が)まとまっていなかった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:昨年3月の韓国海軍哨戒艦沈没の影響は。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『現実に北朝鮮の脅威を感じた。ある意味で戦争行為。(移設先が)辺野古に舞い戻らざるを得なくなって来る時の現実の脅威が、てこみたいに働いてきた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:「腹案」とは。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『徳之島に移設先を見いだしたかったので腹案という言い方をした。米軍も最後には、訓練の一部を移すことは検討できるということだったから、日米共同声明の中で『徳之島』という文言は生きている』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:県内移設の最終判断は。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『徳之島をあきらめざるを得ないと結論を出した時。4月28日に(元衆院議員の)徳田虎雄氏と会い、(理解を得られず)完全に徳之島が閉ざされた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『沖縄と日本政府と米国との3者が協議機関をつくり、政府原案を議論する舞台ができれば乗り切れると思った。』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『5月に仲井真知事と2回目に会った時に、知事選まではできないと言われ、沖縄の理解を得るところまで行かなかったと基本的に観念した』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 問:今後の交渉は。 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『普天間の移設先も固定化してはいけない。未来永劫(えいごう)、米国の基地として使わせるつもりで造ってはいけないという話は平野官房長官との間では認識していた』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『沖縄は納得していない。理解を得るためには日米合意には入っていないが、(基地としての使用に期限を設ける)暫定しかない(ようにする)とか、交渉のやり方はあってしかるべきだ』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『(沖縄から)ある程度の距離があっても(米軍が)ワンパッケージであれば、十分、抑止力という言葉で成り立つ』 #futenma

▼▽▼琉球新報版より補足 http://ow.ly/3YJIo ▼▽▼

http://ow.ly/3YJIo 問:反省点は。 #futenma

▲△▲琉球新報版ここまで▲△▲

http://ow.ly/3WDgY 『相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった』 #futenma

http://ow.ly/3WDgY 『オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった』 #futenma