2011年4月14日木曜日

沖縄「ゆすりの名人」発言は歪曲…メア氏が釈明

沖縄「ゆすりの名人」発言は歪曲…メア氏が釈明

 【ワシントン=小川聡】沖縄県民を誹謗(ひぼう)する発言をしたとして米国務省日本部長を更迭されたケビン・メア氏(56)は読売新聞と会見し、「沖縄の人たちに対する差別的な発言は一切話していない」と述べ、一部の日本メディアが報じた発言を否定した。


 メア氏は国務省を6日付で依願退職。在職中は、事実関係を説明することを同省に「禁じられた」という。「報道によって沖縄の人々や日本国民の感情を傷つけ、非常に遺憾だ。報道は事実ではない」と述べ、沖縄の米軍基地問題への影響が大きいことから、退職を機に会見に応じることにしたと述べた。

 メア氏は、報道のもとになった発言録について、「私の非公式講義の後、学生たちは反基地団体の関係するツアーで沖縄を訪れた。発言録は、2か月半後に出席者の記憶をもとに作られた。歪曲(わいきょく)されている」と指摘。問題となった「沖縄の人々は東京に対するゆすりの名人だ」との発言については、かつて日本で慣例となっていた大規模小売店の出店の事例に例えたものだと説明した。実際には「日本の合意形成の手法として、大規模小売店は商店街組合に売上金の一部を渡していたが、『他の国では脅迫ととられるのではないか』と話した。この関連で、沖縄について『政治家が日本政府とうまく交渉し、補助金をたくさんもらっている』と説明した」と釈明した。

(2011年4月14日08時04分 読売新聞)

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